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『音楽』  三島由紀夫

“汐見和順”という精神科医による、
一症例に関する手記 という形で書かれた小説。
兄との近親相姦がきっかけで、冷感症(不感症)に陥った
女性の精神分析が描かれている、結構濃い内容です。
「ほぉ~~~ そういう結末なのか~」 というのが読み終わった素直な感想。
もともと心理学、精神医学が好きやし、
これを読んで なんだかいろいろ考えさせられた。
あと少しのところでほったらかしにしていたのを、
やっとさっき読み終えました。

また違うのを読み始めていますが、
三島作品って、いろんなカラーがあっておもしろいねぇ。
by kajukaju12 | 2006-01-17 01:23 | book


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